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【体験&商品レポ】手芸初心者がミシンを買いました!⑤スモックを作ってみよう

こんにちは、ぴよちゃんママです。

早いもので第5回目となる本連載。初回から3回目にかけては、ミシンのセットアップについて。そして前回は、いよいよ保育園で使う「おてふきタオル」を実際に縫っているところをお届けしました。

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ということで今回は、さらに一歩進んで、ミシンを使うことの醍醐味とも言える「子供服のソーイング」に初挑戦したいと思います!

娘が大好きなパウパトロールの生地で作ったスモック。こちらは、手芸が得意なばぁばが作ってくれました!

…ちなみに、「スモック」というのは、上の写真のような、すぽっと頭を通して簡単に着れる上着のことで、保育園児や幼稚園児がよく着ているお洋服です。小さい子どもでも、ひとりで脱ぎ着がしやすいのがポイント。

作りもシンプルなので、筆者の子ども服デビュー作として、セレクトしてみました!

目次

まずは「型紙」を手に入れましょう

さて、お洋服を作るときには基本的に、布を所定の形に裁断する必要があるため、型紙が必要となります。

(一部、「型紙なし」で作る子ども用のズボンの作り方なども、youtubeで紹介されているものがあります。型紙を使わないというよりも、型紙を自ら描き起こす…という感じのようですが、ご興味がある方はチェックしてみてください!)

そこで筆者の場合は、↓こちらの作り方レシピ(型紙&説明書セット)を買ってみました。


こちらの作り方レシピを買えば、あとはお好みの布と、首回りと手首周り用のゴムを買い足せば、すぐにスモックを作り始められます!必要な生地の長さは、作り方レシピのパッケージ裏面(下写真)の「用布量」欄にまとまっているので、手芸屋さんでこちらを参考にしながら布を選びましょう。

※以降は作り方の説明となりますが、ブログの構成上、一部、本製品の説明手順と順番が前後する場合等があります。

作るサイズに合わせて、型紙を切り離します

パッケージを開けると、各パーツの型紙が印刷された、大きな用紙が入っています

型紙には、S・M・L、それぞれのサイズ向けの線が描かれているので、お子様の身体のサイズに合わせて、使いたい線を決めます。今回は「M」サイズでつくるので、型紙の「M」サイズ用の線の上に、黄色の蛍光ペンをひきました

この後、この型紙を線に沿って切ってゆくので、このように色付けしておくとわかりやすくなります

蛍光ペンで線を色付けしたら、その線に沿って、型紙を切ります。

布を裁断します

型紙をそれぞれ切り離せたら、型紙を布と重ねて、布側に裁断線をひいてゆきます。

上の写真のように、布に型紙を重ねたら、まち針で固定し、「縫いしろ」分を追加して、型紙より一回り大きく裁断線をひきます。(実際に縫いしろ部分を何センチとるかは、型紙の場所によって異なるため、型紙上の記載をご確認ください)

今回のスモックの場合は、袖の部分は左右対称の形となるため、布を2枚重ねて、全く同じ形のパーツを2枚つくります。

また、前身頃(胸やお腹を覆う部分)と後身頃(背中を覆う部分)は、今回の型紙では、「わ」と呼ばれる、布を二つに折ったときの折り目部分を使用します。上の図のように、型紙の「わ」と示されている部分と、布の折り目を合わせて、まち針で固定しましょう。

実際に布を切った直後の写真が↓こちらです。

縫い合わせ!

布を裁断できたら、全体の30%程度は完了!あとはミシンで縫い合わせてゆきます。

詳細な縫い合わせ方は、説明書にゆずりますが、基本的な原則としては、布の裏面同士を①直線縫いと②ジグザグ縫いで縫ってゆきます。(縫いはじめと縫い終わりは、ほつれ防止のため返し縫い

ちなみに、上の画像の通り、首側の端は0.5cmほどカットするので、ジグザグ縫いは0.5cm手前まででストップします。こうして端を切り落とすことで、あとで首回りにゴムを通すときに、ゴムがひっかかるものがなくなるので、スムーズに通るようになります!(一度、作ってみると理由がわかるはず!)

また、布を縫い合わせるときに、布の種類によっては、「あれ?どっちが表だっけ?」なんてことも起こることも。その場合は、チャコペンで線をつけた面かどうか、などで判断しましょう。

参考までに、4枚のパーツ(前見頃・後見頃・左右そで)をすべて縫い合わせると、下の図のような形になります。

首回りと、袖口にゴムを通します

4枚のパーツを縫い合わせたら、首回りと袖口にゴムを通します

首回りは、下の図のように、布の端を二つ折りにして、直線縫いで折り山を縫ってゆきます。この部分には、あとでゴムを通すことになるので、ゴムを入れる場所を1.5cm残しておくことを忘れないようにしましょう!

二つ折りにする際には、アイロンで折り目をつけてゆくとキレイに仕上がります。

襟ぐりを一周ぐるっと縫うことができたら、ゴムを通してゆきます。ゴムを通すときには、安全ピンを使うと、引き抜きやすくておすすめです!

安全ピンの針で指をささないように注意しましょう!筆者は何度か刺してしまい…お裁縫中にケガをした場合は、血がにじんでしまうと布が汚れてしまうので、すぐに絆創膏を貼っておくことをおすすめします)

ちなみにこちらのゴムは、ダイソーで購入した8コールのゴムになります!

ゴムの長さ目安は、つくるスモックのサイズによって異なります。説明書内の指示に従ってカットしましょう。

襟ぐりにゴムを通すと↑こちらのような感じに。

続いて、左右の袖口も同じ要領でゴムを通しましょう。

上は袖にゴムを通したところの写真です。

肌感覚ではありますが、ゴムは少しきついかな…くらいからちょうどいい気がします!もちろんお子さんによって異なるので、最終的には、実際に着てみて調整をしましょう。

最後に、裾の端をキレイに整えます!

お疲れ様でした!ここまで来れば、あとは前後見頃の裾を二つ折りにして、直線縫いをすれば完成です!

↓こちらが完成版全体図。前面には保育園用にお名前ワッペン(フェルト+手縫い刺繍)をつけました!一度、洗濯をしているので、少しシワがあります…

今回は前身頃にポケットをつけないパターンでご紹介しています。本型紙は、ポケットも作れる仕様になっていますので、ご興味のある方や、「うちの子はポケットがついていると喜ぶ!」という方は、ぜひトライしてみてください!

おわりに

以上、今回はスモックの作り方をご紹介しました!

実際、筆者はミシン初心者でありながら、説明書を見ながら、マイペースに作ってみたのですが、所要時間は2時間半くらいだったかと思います。ただし、一回つくると要領がわかる上に、冒頭の「型紙を切り離す」工程も今後は不要になるので、慣れてしまえば、あっという間に二着目、三着目…をつくれるはずです。

これからの季節、保育園でのお着換えも増えるので、お着替え用にスモックを多めに持っていると何かと安心なもの。(今回ご紹介したスモックは、袖の長さを半袖にもできます!)ぜひ、みなさんもお気に入りの布で、スモック、つくってみてはいかがでしょうか!?

それでは、次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人

こんにちは!ママライターのぴよちゃんママです(^^)/育児の合間にブログをちょこちょこ更新しています♡

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